配偶者控除廃止。「103万の壁」と「106万の壁」
こんにちは
MultiColorです。
夕刻には心なしかヒヤ~っとした風が吹き、
虫の声も日に日に大きくなってきました。
もう、夏も終盤ですね。
そして台風の連続発生。
被害にあわれた地域の方々、
心よりお見舞い申し上げます。
さて、表題の配偶者控除ですが、
早くて来年にも廃止されると噂されています。
現在、家計の足しにパートに出ている主婦たちは、
せっかくの控除を有効に使おうと、
いわゆる「103万の壁」を気にしながら
仕事を制限している方がほとんどです。
求人情報を載せる際にも、
「控除範囲内OK」などと表記し、
企業側も「103万の壁」を気にしてますアピールは
欠かせませんでした。
その配偶者控除が廃止になろうとしています。
政府の考えをざっくり言うと、
「毎年、最低賃金を右肩上がりに設定しますよ~
時給が上がると制限して働くのは
窮屈ですよね?
配偶者控除を廃止しちゃうので
大きな子供がいる主婦ものびのび働いて下さいね~
どんどん収入が増えたらうれしいですよね~
余裕ができましたよね~
みんなでお金を使いましょうね~
そうしたら経済が活性化して
ご主人のお給料も増えますよ~」
という方針です。
(本当にざっくりですみません)
「学生は不安定だけど主婦は裏切らない」と
おっしゃった店長さんがいらっしゃいました。
確かに、
テストの時期などに重なって休みを取ったり、
無断で休んだりすることも多い学生。
それに比べると、
短時間であっても週5日しっかり出勤し
働くという意味が分かっている社会人経験者の主婦は
非常に頼もしい存在ですよね。
配偶者控除が廃止になれば、
学生が入っていた時間帯にも働き、
時給の高くなる22時以降の勤務を始めたり、
主婦の働き方も求人のあり方も大きく変わるでしょう。
でも、その前に来月から
健康保険などに関する制度が変わり、
「106万の壁」ができます。
ざっくり言うと
厚生年金などの加入条件の引き下げ。
こちらは主婦に限らず、
ずっとフリーターで生活している人など
条件が揃えば厚生年金の加入ができ、
その分引かれるものが増えても、
後にもらえるものがあるというメリットがあります。
どんどん制度が変わっていき、
メリットもデメリットも出てきます。
それをどう捉えるか・・・。
「損をしないように」と
チマチマ計算をしながらではなく、
払うものは払ってもらえるものはもらう
「だから稼ぐ!」と
割り切ってのびのび働いた方が
精神的にも安定し、
良い人生につながるのではと思います。
楽しそうにイキイキと働いてくれれば
経営者側から見てもメリットがあると思いませんか?
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